カテゴリー別アーカイブ: 本+

四季に寄り添い暮らしかさねて


■四季に寄り添い暮らしかさねて 横山タカ子/著 信濃毎日新聞社/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
信州の料理研究家が日々の暮らしを綴る初のエッセイ集。旧暦とともに日々を愉しみ、健気に応えてくれる信州の自然を慈しむ。楽しいことばかりじゃないからこそ、楽しいことがうれしい。「趣味、暮らし」。そう語る著者が四季折々に書き留めた、4年分の記録。味わい豊かな季節の最新レシピ60品も紹介。


信州の食や文化を発信する料理研究家の横山タカ子先生。
四季折々の暮らしを丁寧に綴っていらして読むだけで
自分自身も身が引き締まる思いです。

大切に何度も何度も読み返したくなる一冊。

書店ガール


■書店ガール 碧野桂/著 PHP研究所/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
吉祥寺にある書店のアラフォー副店長理子は、はねっかえりの部下亜紀の扱いに手を焼いていた。協調性がなく、恋愛も自由奔放。仕事でも好き勝手な提案ばかり。一方の亜紀も、ダメ出しばかりする「頭の固い上司」の理子に猛反発。そんなある日、店にとんでもない危機が…。書店を舞台とした人間ドラマを軽妙に描くお仕事エンタテインメント。本好き、書店好き必読。


女子が「ちゃんと」働くことは、なんて茨の道なんだろう。
男が妬み、同じ女子も足をひっぱる。
家族が足かせになり、社会のしくみも助けてくれない。
それでも、嵐に立ち向かう姿はまさに「サムライ」だ。

二人の主人公、理子と亜紀。
最初はいがみ合う二人ですが、仕事に対する真摯な姿は同じ。
目の前の危機をともに乗り越える戦友となります。

書店の現状や問題点もからめて、
本にまつわる仕事にかかわってきたワタシとしては
身につまされる場面も。

シリーズ化しているんですね。
続きも楽しみ。

終点のあの子


■終点のあの子 柚木麻子/著 文藝春秋/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
プロテスタント系女子高の入学式。内部進学の希代子は、高校から入学した奥沢朱里に声をかけられた。海外暮らしが長い彼女の父は有名なカメラマン。風変わりな彼女が気になって仕方がないが、一緒にお昼を食べる仲になった矢先、希代子にある変化が。繊細な描写が各紙誌で絶賛されたオール讀物新人賞受賞作含む四篇。


高校時代の痛い経験、思い出すと今でもチクリとする。
後悔するような、恥ずかしいような経験も、
すべてが今のワタシにつながっているんだと思う。

各章に登場するそれぞれの「彼女」も、
さまざまな痛い経験をする。
そして、その経験を通して大人になっていく。

甘酸っぱい青春時代のキモチにタイムスリップできる一冊。

森のノート


■森のノート 酒井駒子/著 筑摩書房/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
小さなトンネルの向こう側の森は、秘密のような、よその世界のような感じがする。静謐な絵と驚きに満ちた言葉が、ともに響きあう珠玉の1冊。


大好きな酒井駒子さんの絵と言葉を存分に楽しめる一冊。
最初、まるで詩集のような物語として読んでいたけれど、
途中から、おや、これは、エッセイなのですねと・・・。

駒子さんの山の家の暮らしは、森の匂いがしてくるよう。
生命の濃い息吹を感じます。
それは生と同時に死も身近にある。

本当に本当に美しい本。

サラバ!


■サラバ! 西加奈子/著 小学館/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずにー。


直木賞受賞作品。
今年のお正月はこの本とともに過ごしました。

変わり者の家族に翻弄される男の子の物語と思いきや・・・。
こじらせていたのは、実はこの男の子で・・・。

ワタシは長女なので、二番目の子のキモチにはっとさせられました。

親にとっても長女の子育ては初めての経験。
二番目は上の子の教訓をいい意味でも悪い意味でもひきずっちゃうんですね。
姉の成功例はマネするよううながされ、失敗例は回避させられる。
自ずと「失敗しないこと」が人生の一番の目的になってしまう。

「やりたいこと」ではなく「失敗しないこと」。
だから、何かにつまづいたとき、その「失敗」から目が離せなくなってしまう。

これは・・・。
つらいわ。

「やりたいこと」のための通過点にある「失敗」なんて、そもそも「失敗」じゃないのに。

主人公はあるきっかけで、呪縛を乗り越えるきっかけをつかむ。
少し救われた気がした。

直木賞、納得。

空みあげて


■空みあげて 麻衣

麻衣さんは、あの久石譲さんのお嬢さん。
風の谷のナウシカの「ラ~ン、ランララランランラ~ン」
と歌っていた女の子です。

この「空みあげて」は信州ゆかりの楽曲が詰まっています。
美しい山、森、川に響き渡るようなメロディ。
心が透き通っていくようなイメージです。

ムーミン谷の景色を眺めながらドライブ中に聴くのがお気に入り。

信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ


■信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ 大平一枝/著 誠文堂新光社/発行

【目次】(「BOOK」データベースより)
信州のおばあちゃんのお茶うけ/お茶うけのしつらい/受け継がれるお茶うけ


ご近所の集まりのときは、必ずお茶うけを持ち寄る。
お茶にはお漬物が定番だったりする。
ごはんのおかず的なものもどしどし登場する。
これはですね、プライベート以外もですの。
会議とか商談でもお漬物が出てきます。
そんな信州カルチャーのお勉強にもなる一冊。

スターウォーズ


今年は本をたくさん読もう。
映画もたくさん見よう。
舞台や音楽もたくさん聴いて。
あぁ・・・時間が足りないなぁ。

まずはスターウォーズ、ゴマさんにお付き合いです。
世の中から戦争がなくならないのは、
大義もあるかもしれないけれど、
もっとドメスティックな感情がそこにあるから。
憎しみの連鎖や、裏切られた悲しみを
人類は断ち切ることができるのでしょうか。
何世代にもわたって戦ってる星の人たちを見ながら
しみじみ考えてしまいました。

百貨の魔法


■百貨の魔法 村山早紀/著 ポプラ社/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う星野百貨店。エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族らが、それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、今日も売り場に立ちつづけるー。百貨店で働く人たちと館内に住むと噂される「白い猫」が織りなす、魔法のような物語!


百貨店。
懐かしい響きです。
ちょっとおめかししてお出かけした子供のころを思い出します。
優しい店員さんたちの小さな奇跡に心が温かくなります。
風早の街に住みたくなるな。

コーヒーが冷めないうちに


■コーヒーが冷めないうちに 川口俊和/著 サンマーク出版/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
お願いします、あの日に戻らせてくださいー。「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。


注文の多いタイムトリップの話。
たとえ過去は変えられなくても、小さなきっかけが心の傷をうめてくれたり、人との絆を結び付けたりしてくれるんだね。
いろんな謎がまだ解明されていないから、続編読まなくちゃ!です。