カテゴリー別アーカイブ: 本+

中尾歌舞伎


ムーミン谷を山へ山へ。
長谷地区中尾では地元の方が演じる歌舞伎が残っています。
惜しまれつつ活動休止となっていましたが、この日
多くの人の尽力で再開の運びに。


館内は大入り満員。
知事さん、市長さんも来られて、お祝いムードです。


演目は「御所桜堀川夜討弁慶上使の段」。
義経の奥様を守るため、弁慶が実の娘を手にかける。
やるせないお話でございます。


名場面ではおひねりが飛び交い、声がかかります。
拍手喝采!


お土産に中尾歌舞伎の手ぬぐいをいただきました。
郷土芸能の残る地、ささやかながら応援していきたいです。

大森輝秋 友禅と水彩 慈しみの心


東京友禅の制作に打ち込む傍ら油彩画や水彩を手掛けた大森輝秋さん。
伊那谷の自然を愛していたのがわかる作品群。
野の花を丁寧に丁寧に描く姿勢に感銘を受けました。
桜満開の豪華な振袖。
でもその足元には蒲公英や菫が描かれている。
そこにも命が輝いている。

四月は少しつめたくて


■四月は少しつめたくて 谷川直子/著 河出書房新社/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
詩が書けなくなった大詩人vs訳あり女性編集者、詩と再生の物語。借り物ではない、自分のことばで、きもちを伝えたい。詩をとおして、ことばを獲得していく女性たちを描く感動作。


「ゆずりは」河井酔茗
「永訣の朝」宮沢賢治
「智恵子抄」高村光太郎などなど

教科書に載っていた小説よりもなぜか詩のほうが心に残っている。
感動した詩は、なんども自由勉強帖に書き写して、
自分なりの絵をつけていましたっけ。

大人になってから、詩の本を手に取った記憶はありません。
詩は自分の感情を言葉に託して浄化するような作業なんでしょうね。

それは、自分に向き合うこと。
どちらかと言うと、見たくない自分に出会ってしまう体験。

ある詩人と女性たちが詩を通して、新たに一歩踏み出そうとする。
言葉のチカラを改めて感じました。

セカンドライフ、はじめてみました


■セカンドライフ、はじめてみました bonpon/著 大和書房/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
60代、まだまだ楽しいことが待っている!家具も食器も10分の1にして、小さな暮らしへダウンサイジング。思い切って環境をリセット!普通に慕らしてきた夫婦の、お金をかけないセカンドライフ「衣・食・住」を紹介!


セカンドライフをどう楽しむか。
ヒントがいっぱいつまった一冊です。
若いころと違って、どんな洋服が似合うか迷っていたんですよね・・・。
プチプライスでとっても可愛らしく着こなしていらしてすごい♪
ダンナさまとのリンクコーデなんて面白いし。
衣食住を思い切り楽しみたい!
なんだかワクワクしてきちゃいました。

おちゃめに100歳!寂聴さん


■おちゃめに100歳!寂聴さん 瀬尾まなほ/著 光文社/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
66歳年下の秘書の私が「日々若返る」先生の秘密を明かします。


すねるし、わがまま言うし、負けず嫌い、好き嫌いあり。
お坊さんらしからぬ、寂聴さんの日常がとってもキュート。
そして、まるで姉妹(それも姉!)のように
寄り添い、ケンカして、じゃれあう秘書のまなほさん。
二人の日々が、素直な言葉で綴られているエッセイです。
いつかそう遠くない未来に、永遠の別れがある。
だからこそ!明るく、楽しく、新しいことにもチャレンジする。
愛する人の「老い」や「病むこと」を恐れるのではなく、
受け止めて、それでも喜んでともに生きていく。
そんな勇気が湧いてくるエッセイです。

活版印刷三日月堂 海からの手紙


■活版印刷三日月堂 ほしおさなえ/著 ポプラ社/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い、丁寧に刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い…。活字と言葉の温かみに、優しい涙が流れる、大好評シリーズ第二弾!


活版印刷所とそれにかかわる人たちの物語。
ちょっと懐かしくて、せつないエピソードに泣かされます。

言葉をつむぎ、文字にして、遺していく。

本にまつわる仕事にかかわり始めたころ。
その会社には印刷部門もあって、
学術書や仏教書の印刷のため活版技術も継承されてました。
活版で刷られた本の手触りと温もりは本当に素敵でした。

図書館の古い文学書は活版印刷のものが残されていて。
布の表紙とか、すごく味がある。
文字がそこに閉じ込められている。

その後、デジタル化が急速に進んで、
便利になったけれど、反面味気なくなりました。

ワタシも活版印刷でオリジナルのカードや便箋作ってみたいな。

コントラバスリサイタル


ムーミン谷にある茅葺屋根のお寺。
小高い場所にあって、中央アルプスの山々が望めます。


このお寺で毎月、クラシックコンサートが開催されています。
なんてステキ!
この日はコントラバス&ピアノのリサイタルでした。

コントラバスはクラシック、ポップス、ジャズなど
色々なテイストを彩ることができる楽器。

低音がお寺の空間に響き渡って、
体の芯まで伝わってきました。

とくに、プロートのカルメンファンタジーには感動。
現代風のクールビューティーなカルメンに恋しそう。

種子 みんなのもの?それとも企業の所有物?


『種子 みんなのもの?それとも企業の所有物?』
映画上映があったのでお伺いしてきました。
野菜や穀物の種。
人々の生活には欠かせないものです。

自分たちで畑を耕して、野菜作りをしていると
種の大切さと危うさに行き当たります。

今、種や食物がどうなっているのか。
まずは知ること。
先祖から受け継いだものを未来へ残すために。

活版印刷三日月堂 星たちの栞


■活版印刷三日月堂 星たちの栞 ほしおさなえ/著 ポプラ社/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
古びた印刷所「三日月堂」が営むのは、昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心を解きほぐされていくが、店主の弓子も何かを抱えているようでー。


昔から印刷やハンコが好きでした。
文字や図案が繰り返すものに目がない。
だからなのか、ずっと本にまつわる仕事に携わってきました。
いまでも、活字がそばにないと落ち着かない。

活版印刷の味わいには、小説の登場人物たち同様惹かれます。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の印刷所のシーンも大好きでした。
今も活版印刷が盛んだったら、活字拾いやってみたいくらい。

本屋さんで、この本をみかけて思わず手に取りました。
活版印刷と印刷物を愛する人たち。
優しいタッチのストーリーにジーンときます。

続編が出ています。
楽しみ。

うかうか三十、ちょろちょろ四十


定例の観劇会。
今回は人形劇です。
人形劇って、パペットマペット的なものか、
操り人形的なものを想像していたのですが・・・。
小学生くらいの大きな人形を全身で操るかんじ。
不思議な世界です。

演目は現代版イソップ「約束」と「うかうか三十、ちょろちょろ四十」。
いずれも、エスプリあふれる内容で、
滑稽で、どこかやるせなくて・・・。
人生ってこんなものだよねと考えさせられました。
これも、人形と言うフィルターがかかってるから
かえって鮮烈に響くのかもしれません。
今回もいいお芝居に出会いました。